TARJ会報

(一社)日本鉄鋼協会主催 第251・252回西山記念技術講座

講座の視点:
 ゼロカーボンスチール実現に向け、水素製鉄や大型電気炉の導入などの検討がなされている。電気炉の導入には良質なスクラップの確保が重要であるが、国内の供給量には限りがある。そのため、シャフト炉による直接還元により得られる直接還元鉄(DRI)の利用の検討も必要となる。本講座では、将来の鉄源確保に向け、製鉄プロセスの現状と将来について触れ、さらに現在使われている鉄源および今後利用できる可能性のある鉄源について理解を深めることを目的としている。一貫製鉄所だけでなく、電気炉メーカーの方にも聴講していただきたいと考えている。

日時・場所:
 第251回(大阪):2024年5月24日(金)9:30~16:20 受付時間:9:00~15:20
 【対面開催】CIVI 研修センター新大阪東 7 階 E705 会議室
   (大阪市東淀川区東中島 1-19-4 LUCID SQUARE SHIN-OSAKA)
      https://www.civi-c.co.jp/access.html#higashi
 第252回(東京):2024年5月31日(金)9:30~16:20 受付時間:9:00~15:20
 【ハイブリッド開催】鉄鋼会館 会議室 (東京都中央区日本橋茅場町 3-2-10 鉄鋼会館7・8F)
      https://www.tekko-kaikan.co.jp/publics/index/4/ ※Cisco Webex Meetings を使用
 *今後の感染状況によっては、5月31をオンライン開催とし、5月31日のみとなる場合がございます。
  あらかじめ、ご了承下さい。その場合、5月24日の参加申込は自動的に5月31日に振替となります。
  ご了解の上、お申込み下さい。

講演プログラム,参加申込み,参加費:
 
添付ファイルをご参照ください。  ★251252西山講座案内.pdf

 

[ご案内] 第40回 セメント用耐火物研究会(予定)

□日時:2024年5月22日(水)

    講演会 13:00~17:15 (開場12:20)

    交流会 17:30~19:00

□場所:大田区産業プラザPiO 4F

                  〒144-0035 東京都大田区南蒲田1-20-20 TEL 03-3733-6600

□参加費    : 無料(報告集 6,000円(税込み)/冊で頒布)

 交流会費:耐火物技術協会会員 7,000円(税込み)

      セメント業界関係者,関連設備メーカー社員,築炉会社社員 4,000円(税込み)

□研究会概要:

1) 一般研究発表 6件

2) 特別講演    「耐火物原料用マグネシアクリンカーの製造方法と特性」

                                                    宇部マテリアルズ㈱  西田直人 氏

             ※プログラムは,4月号会報でお知らせします。

□問い合わせ先: 耐火物技術協会 事務局 芦沢

                             〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル 4F

                       TEL 03-3572-0705 / FAX 03-3572-0175    E-mail  ashizawa@tarj.org

 

[お知らせ]2024年度 耐火物研究助成金(決定)

                     耐 火 物 協 会
                     耐火物技術協会

2024年度耐火物研究助成金の支給は,以下の6件の研究テーマに
決定しました。

A方式

1.天然鉱物から炭素含有耐火物用耐酸化抑制剤(Al-Si-C系複合炭化物)を
  合成する技術の確立
   三重県工業研究所 エネルギー技術研究課 
   主幹研究員兼課長代理 井上 幸司 氏

2.不定形耐火物スラリーの粒子分散状態評価に基づいた成形体密度制御に
  関する研究
   法政大学 生命科学部 環境応用化学科
   教授 森 隆昌 氏

3.トリジマイトの単相合成と特異的熱挙動の解明
   山梨大学 大学院総合研究部付属クリスタル化学研究センター 
   助教 丸山 祐樹 氏

4.アルミドロスを原料とした耐熱断熱レンガの焼結における成分ばらつき
  への対策
   長岡技術科学大学 工学部 機械系 材料システム工学講座
   教授 南口  誠 氏

5.マイクロ波加熱を用いた耐酸軽量耐火物の開発
   名古屋工業大学 工学研究科 つくり領域  
   研究員  山口 慶太郎 氏

B方式

1.パーマれんがの損傷における水素ガスの影響
   一般財団法人岡山セラミックス技術振興財団 研究所 
   主任研究員  前田 朋之 氏

 

 

2024年 耐火物技術協会 協会賞受賞のお知らせ

2024年1月23日(火)に開催されました常任理事会にて、下記表彰の受賞者が決定いたしました。

①功労賞・・・なし 

②功績賞・・・寺山 知氏(品川リフラクトリーズ㈱),山本雅章氏(日本製鉄㈱)

③貢献賞・・・吉見靖隆氏(美濃窯業),神尾英俊氏(黒崎播磨㈱),
       石原英治氏(品川リフラクトリーズ㈱),安藤健治氏(JFEスチール㈱)

④優秀技術者賞・・・神谷健一氏(黒崎播磨㈱),田中喜仁氏(黒崎播磨㈱),
          大川幸男氏(品川リフラクトリーズ㈱),岡博道氏(品川リフラクトリーズ),
          伊藤博司(AGCセラミックス㈱)

 ⑤若林論文賞・・・「高温水蒸気による炭化けい素繊維結合型セラミックスの腐食挙動」
  (米子工業高等専門学校)青木 薫氏・伊達勇介氏・藤田 剛氏・藤山淳平氏・礒山美華氏
              ・藤井貴敏氏・日野英壱氏

 ⑥福井進歩賞・・・徳永竜二氏(黒崎播磨㈱),
                                 岡田正典氏(Shinagawa Advanced Materials Americas Inc., Secretary),
          西尾奏恵氏(品川リフラクトリーズ㈱),橋本一茉氏(日本製鉄㈱)

 ⑦技術報告賞・・・吉田圭佑氏(JFEスチール㈱),竹内紫保氏(美濃窯業㈱)

なお,4月22日(月)に開催されます総会におきまして,授賞式を執り行います。

[お知らせ]令和5年度 (一財)岡山セラミックス技術振興財団 研究報告会

令和5年度
(一財)岡山セラミックス技術振興財団 研究報告会
       - ご 案 内 -

令和5年度における研究成果報告会を次のとおり開催しますので、地域企業の方々、ご関係の方々に
多数ご参加いただきたくご案内します。 

■ 開 催 日 時 : 令和6年 3月26日(火)10:15~12:00

■ 会     場 : 岡山セラミックスセンター セミナー室
             (備前市西片上1406-18   TEL 0869-64-0505)

■ 定     員 : 50名

■ 参    加    費 : 無   料

■ 申  込  方  法 : 別紙の様式により、令和6年 3月18日(月)までにメールまたはFAX(0869-63-0227)
          にてお申込み下さい。

■ 申    込    先 : (一財)岡山セラミックス技術振興財団  備前市西片上1406-18 担当  佐藤
                      TEL 0869-64-0505  FAX 0869-63-0227 Mail : csato@optic.or.jp

■ そ   の    他  :★申込み後、ご欠席となった場合には、代理の方のご出席をお願いすると共に事務局に
          ご一報ください。
         ★参加申込書にご記入いただいた情報は、事業運営上必要な範囲に限り、適切に使用させて
          いただきます。

■ 会場案内図,プログラムは,下記の添付ファイルをご参照ください。
           5.R5年度 報告会案内 全体.doc

 

[特別展のお知らせ]那珂湊反射炉 -鉄と近代を創る-

茨城県立歴史館

 特別展
  那珂湊反射炉 -鉄と近代を創る-

 幕末、外国船が日本近海にせまるなか、水戸藩は反射炉を建設し、海防のために鉄製大砲を造りました。この事業は失敗も多く、さらに藩内の争いにより反射炉自体が破壊されるなど、成功とはいえませんでした。しかし、この事業を通じて、近代日本を担う人材が生まれたのです。
 この特別展では、大砲の図面、製鉄の現場を描いた絵巻、鉄の原材料など、反射炉に関連する資料を紹介します。そこから、明治時代の近代産業の成立をリードした水戸藩の歴史的役割を考えます。

 令和6年2月16日(金)~4月7日(日)

 詳細は,以下のURLをご参照ください。
   https://rekishikan-ibk.jp/special/post-3775/

[セミナー紹介]第16回 耐火物の基礎学問セミナー

第16回 耐火物の基礎学問セミナー

耐火物並びに同関連産業の社員として働き始めた,或いは,中途採用で就職して期間が短い皆さんを対象として,
耐火物の基礎技術を学ぶ研修会を開催します。

<主 催> 一般財団法人岡山セラミックス技術振興財団
<共 催> 耐火物技術協会中国四国支部,日本セラミックス協会中国四国支部

■ 開催日程 2024年 5月14日(火)・15日(火)

■ 会 場  ピュアリティまきび 孔雀の間全室(岡山市北区下石井2-6-41 電話086-232-0511)

■ 定 員  5/14耐火物の基礎講座Ⅰ:100名 交流会:50名 5/15耐火物の基礎講座Ⅱ:100名

■ 申込締切    2024年4月5日(金) 但し,定員に達した時点で締め切ります。

 プログラム,申込方法,参加費,交流会,テキスト代,当日持参物,注意事項などの詳細情報は,
 下記のPDFをご参照ください。

     第16回 耐火物の基礎学問セミナー.pdf 

 〒705-0021 岡山県備前市西片上1406-18 (一財)岡山セラミックス技術振興財団
 電話 0869-64-0505  FAX 0869-63-0227  Email:csato@opt.or.jp  担当:佐藤

[お知らせ]記念シンポジウム

「第5回世界エンジニアリングデー記念シンポジウム」の開催案内

公益社団法人 日本工学会 主催

令和6年3月4日(月) 13:00-17:00
(Zoom ウェビナーによるリモート開催)

開催趣旨
 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は、エンジニアの活動を広く人々に認識してもらい、あわせて SDGs の推進に
貢献することをアピールする目的で、世界工学団体連盟(WFEO)の創立日の3月4日を世界エンジニアリングデーとして
採択しました。これ
を受けて、世界各国で記念行事が開催されます。日本工学会では日本学術会議、日本工学アカデミー
ならびに関係学協会の協力を
得て、同日、記念シンポジウムをオンラインにて開催いたします。本シンポジウムでは、
持続可能で多様性と包摂性のある社会の
発展に貢献する工学や技術者の未来の姿について、様々な視点から可能性を探り
ます。各セッションでは、それぞれのテーマにつ
いて、登壇者によるショートスピーチに続いてダイアローグ形式で意見
交換を行います。工学の専門家だけではなく、多様な分野
の皆様と工学の未来について語り合うことを目的とします。

プログラム,参加申込み方法(詳細は,下記のPDFをご参照ください)
  第5回世界エンジニアリングデー記念シンポジウム案内.pdf

 

 

[セミナー紹介]温度測定と温度制御技術セミナー

温度測定と温度制御技術セミナー

 高温下で使用される耐火物の焼成温度や使用温度の探索においては,正確な温度測定のための温度計や温度制御する
ための機器などの特性を周知し,適材適所で使用することが重要である。そこで,日々使用している熱電対など各種
温度計の取り扱いや制御技術などを専門メーカーから学び,技術スキルの向上を図る。

主催:一般財団法人岡山セラミックス技術振興財団
共催:日本セラミックス協会中国四国支部,耐火物技術協会中国四国支部

日時 2024年2月13日(火) 13:00~16:40

会場 岡山セラミックスセンター(岡山県備前市片上1406-181 電話:0869-64-0505)

参加費 無料    申込〆切 2024年2月5日(月)   定員 50名

申込方法 別紙お申込書に必要事項を記入の上,FAXかメールにてご送信ください。
     (一財)岡山セラミックス技術振興財団 担当:佐藤事務職員
     電話:0869-64-0505 FAX:0869-63-0227 Email:csato@optic.or.jp
                   セミナー申込書.pdf

アクセス JR赤穂線 西片上駅下車 徒歩約8分
     岡山市中心部より車で約1時間

プログラム

時 間 講 義 概 要
13:00-13:02    開会あいさつ
(一財)岡山セラミックス技術振興財団   理事長 矢吹 巧  
13:02-14:30

特別講演
『温度計測の基礎と鉄鋼業における温度計測の開発事例』
 日本製鉄株式会社 プロセス研究所 計測・制御研究部
           上席主幹研究員 杉橋 敦史氏

 温度原理など各種の温度計測の基本事項について解説すると共に,鉄鋼業における温度計測の
開発事例の紹介を行う。

14:30-14:40 休憩
14:40-15:20

講義1
『高温域の放射温度計計測について』
 山里産業株式会社 パイロメータ営業部員 池田 智氏

 放射温度計,サーマルカメラでの計測,取り扱いについて紹介し,高温域計測などの事例も紹介する。

15:20-16:00

講義2
『2色温度計の紹介』
 ジャパンセンサー株式会社 大阪営業所 上田 陽介氏

 2色式放射温度計の原理,超高速応答モデル等,機器仕様,用途事例のご紹介をします。

16:00-16:40

講義3
『温度制御の考え方とソリューション』
 株式会社チノー 広報部 主事補 中垣 充仁氏

 温度制御を実現するためのPID調整に苦労される方が多いと思われる。本講演では,素人でも分かる
PID制御の考え方と応用事例として,多ゾーン制御のソリューションについて述べる。

16:40 閉会

 

第77回 通常総会と関連行事のご案内

□開催日:2024年4月22日(月)~23日(火)

□場所:横浜ワールドポーターズ

      〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-2-1

TEL:045-222-2121

□行事内容

1) 理事会

2) 第77回通常総会

3) 第36回年次学術講演会 

  ・原稿締切:2024年1月11日(木)

4) 若林論文賞受賞講演  

5) 特別講演
     「宇宙開発最前線-耐熱技術の現状」
              JAXA宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系
                        准教授 山田 哲哉氏

6) 各研究会幹事会

7) 交流会

※プログラム・講演概要は,耐火物3月号に掲載します。

□問い合わせ先:

   耐火物技術協会 事務局 磯尾

   〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル 4F

      TEL 03-3572-0705 / FAX 03-3572-0175

              E-mail  isoo@tarj.org